3月 29, 2015

近年、若い子が望まない妊娠をしてしまう一方で、子供が欲しくても妊娠ができなくて悩んでいる人が増加しています。
女性の社会進出が増え、男性とともにストレスにさらされながら生活するようになったことも不妊の一因です。
女性は男性よりも体のつくりが繊細なので、ホルモンバランスが崩れやすいのです。
また、高校生くらいで一度妊娠してしまって堕胎を経験すると、将来子供が欲しいと思った時にうまくつくれないということもあります。
女性と男性では避妊に関する考え方が違います。
男性は自分は妊娠する可能性がないため、そのリスクの大きさをわかっていません。
もちろん口ではわかっているようなことを言う人はたくさんいますが、実際妊娠して辛い思いをして出産するのは女性側なのです。
一般的な避妊方法は男性側がゴムを着用することです。
この避妊方法は使用法を間違ったり、途中でゴムが破れたりしたら避妊効果はガクッと下がります。
男性側にまかせっきりにするのではなく、女性側もしっかりと確認する必要があります。
男性主体の避妊方法は、男性にゴムの着用を拒まれれば避妊することができません。
中には着用しない方が良いと言って着用してくれない男性もいます。
女性が自分で自分を守るためにおすすめなのは低用量ピルを服用する方法です。
ヤーズなどが一般的なもので、産婦人科で処方してもらうことができます。
もちろんヤーズを服用して副作用が強くでてしまった場合などは違う種類に変更してもらうことも可能です。
ヤーズはゴムよりも避妊効果が高く、女性主体で避妊ができるの安心です。
服用初期は副作用が出ることもありますが、たいていの副作用は1カ月以内で収まります。
生理痛の緩和も期待できます。

ピルは良く知らないと排卵を薬で抑制する怖い薬だと思う人が多いです。しかし実際はデメリットよりもメリットが多い優良な薬です。体にも害はありません。そのため、海外では高校生から服用する人も多いのです。日本では自然な排卵を薬によって調整するのが本当に良い事なのかと疑問を持つ大人が多く、自分の子供が服用しようとすると必死で止める人もいます。しかし毎月の生理が重い人や、生理前に起こるニキビや頭痛、体のだるさなどの諸症状が強く出てしまう人はそれだけで毎月辛い思いをします。そのたびに薬を服用して痛みを止めるのはあまり体に良い事ではありません。学生のうちはまだいいですが、社会人になってしまうと生理痛で会社を休むことは難しくなってしまいます。生理痛などが重い人は早めに産婦人科を受診して相談してみると良いでしょう。実際に産婦人科に行って先生の話を聞けばそこまで怖い薬ではないとわかるはずです。もちろん定期的な検査は必要です。しかし逆に考えればピルを服用していない人よりも体調に気をつけて検査をしているので、万が一何かあったときも早期発見できるというメリットもあるのです。ピルには避妊や生理痛緩和目的で服用する低用量ピルと、女性特有の病気の治療のために服用する中用量ピルがあります。一般的に多く処方されているのはヤーズなどの低用量ピルです。ヤーズなどの低用量ピルは、服用初期に副作用が出る場合があります。最近の薬は改良されているので副作用が全く出ない人もいます。副作用は多少のものなら1カ月以内に治まりますので継続服用して大丈夫です。あまりにも体に合わない場合はヤーズから他の種類に変更して様子を見ることもあります。

ヤーズは女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤です。わが国では月経困難症の治療に使われています。

28日を1クールとして服用するお薬で、カード型のケースにあらかじめ薬がセットされた状態で渡されることが一般的かと思います。最初の24錠がお薬が入った錠剤、残りの4錠はお薬の入っていない錠剤、いわゆるプラセボになります。

まず、生理が始まった日が服用開始日になります。そこから毎日決まった時間に1錠ずつ服用を続けます。飲む時間は、自分の飲み易いタイミングで大丈夫です。
服用開始日から25日目~28日目はプラセボ服用期間になり、この間に生理が起きます。28錠全てを飲み終わったら、新しいシートで2クール目が始まります。

飲み忘れた場合は、基本的には気づいたときに忘れた分を飲めばOKです。翌日に飲み忘れに気づいたときは、その場で忘れた分を飲み、当日の分も予定どおりの時間に飲むようにして下さい。2錠飲み忘れてしまったときは、気づいたときに1錠のみ、その当日の分も予定どおりの時間に飲みます。ずれていくことになるので、この場合は飲み終わるのが1日遅くなることになります。飲み忘れたのがプラセボの場合は、忘れた分はそのまま飲んだことにして、当日の分を飲むだけで大丈夫です。

ヤーズの主な副作用としては、頭痛や吐き気、不正出血があります。最初の1、2ヶ月に起こりやすい副作用ですが、飲み続けるうちに症状が消えていくことが多いようです。
また、気をつける副作用としては血栓症があります。ヤーズに限らず、女性ホルモンのお薬には共通の副作用です。血栓症の初期症状は、突然の息切れや足の腫れ・むくみがあります。このような症状を感じたら、早めに処方医に相談するようにしましょう。