超低用量ピルで生理をずらすことができるのか

結論から言えば、超低用量ピルでも生理をずらすことはできます。そもそも、超低用量ピルでのそれ以外のピルでも、黄体ホルモンと卵胞ホルモンをうまく調節し、期間ごとにわけて摂取していくことで排卵を防ぐことができます。つまり、その錠剤を服用する期間を多少調整することが出来れば、そのまま生理をずらしていくことも可能なのです。
生理を早めにずらす場合には休薬期間はそのままに、その直前の実薬の数を減らしていきます。この休薬期間直前の実薬には黄体ホルモンが主に含まれていて、それを途切れさせえることで生理が始まる仕組みです。1日生理をずらすのであれば1錠、2日であれば2錠といったように実薬を除いて、最大7日分まで生理を早めることができます。
超低用量ピルは含まれている卵胞ホルモンが従来のものよりもかなり少なくなっています。従来の低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンが30mgから40mgの含有量なのに対して、超低用量ピルに関しては30mg以下に抑えられています。その分、ピルを服用した時の副作用が出にくく、さらにはネックになっていた血栓症のリスクを抑えていくことができるというわけです。
超低用量ピルは得られる効果はそのままに副作用、リスクだけを軽減していくことができるので、海外ではすでに多くの支持を集めています。日本の場合、新薬として認可されたばかりなので未だ知名度はありませんが、それでもそのメリットの多さから処方を積極的に行う医療機関も増えてきています。
生理に関するトラブルや、月経困難症などの治療に用いられることが主で、避妊目的には処方されていないという点はネックな部分ですが、それでも副作用も少なく生理調整が可能な点は利用者にとっては大きな魅力です。